三菱財閥の創始者は岩崎弥太郎(1834~85)です。
彼は867年(慶応三)、長崎土佐商会の主任として通商、航海を担当するようになり、後藤象二郎や反幕開国論者の坂本龍馬の仕事を助けた。
これが実業活動のはじめです。
その後、活動の場を大阪に移したが、1870年(明治三)、大阪土佐商会が解散され、当時土佐藩権少参事の弥太郎は土佐屋善兵衛の名で、「土佐開成社」を創立した。
これは政府の私企業育成にあわせた偽装であり、大阪土佐商会の使用権、藩船三隻の貸与をえて廻漕業をはじめ、後年海運業での成功の第一歩を踏みだした。
まもなく「九十九商会」と改称し三菱の商標をさだめ、「八七二年(明治五)には貸与船を買い受け「三ッ川商会」、ついで「三菱商会」とあらため私企業としました。